【憲法トリビア⑳】日本国憲法には緊急事態条項が設けられていない
日本国憲法には緊急事態条項が設けられていない
日本は、緊急時に「誰が何をするのか」などのルールが憲法にない国です。
東日本大震災の時、被災地では救急車など、
緊急車両でさえガソリンが足りなくなりました。
一方、被災地以外ではガソリンの買いだめが各地で起こりました。
結果、必要な所にガソリンがいきわたらず、
本来なら救急車で運ばれて助かっていたかもしれない
多くの命を失うことになりました。
地震大国である日本においては
今後、首都直下地震や南海トラフ地震など
大規模な災害が予想されています。
アメリカでは非常時を想定して大統領の職務継承順位が
18番目まで法律できっちり決まっています。
日本でも、緊急時に素早く対応するための
「非常時のルール」を定めて頂きたいものです。