【憲法トリビア⑯】白洲 次郎を知っていますか?
白洲 次郎を知っていますか?
日本国憲法は1946年11月3日に公布され、翌1947年5月3日に施行されています。
その直前、納得いかない極東委員会は憲法公布直前の10月17日、日本国民に憲法の再検討の機会
を与えるべきであるとの決議をし1、2年後にまた国会でこの憲法を検討すべきであるとの要望を
出しています。
しかし、実際には、そうした審議は行われませんでした。GHQにも、そして日本政府にもその
意思が無かったという事になります。
参考資料【白洲 次郎】
“この憲法は占領軍によって強制されたものであると明示すべきであった。歴史上の事実を都合よく
ごまかした所で何になる。後年そのごまかしが事実と信じられるような時が来れば、それはほんとに
一大事であると同時に重大な罪悪であると考える。“
しらす じろう
白洲 次郎
生誕 1902年2月17日
日本 兵庫県武庫郡精道村
(現・兵庫県芦屋市)
死没 1985年11月28日(満83歳没)
日本 東京都港区赤坂
出身校 旧制第一神戸中学校卒業
職業 貿易庁長官、私設首相秘書官
配偶者 白洲正子(妻)
子供 牧山桂子(長女)